タイ in 雨季(3/4) :バンコク編

旅行中、小旅行(ツアー)に行かない間はチェンマイバンコク
ホテルに滞在していた。
チェンマイバンコクに次ぎタイで2番目の大都市だというが、
飛行機で1時間の距離にあるこれらの2都市は雰囲気がかなり違う。
この時期タイは全土で雨季。なのだが、まず雨の降り方から違った。
バンコクでは、いわゆるスコールが雷を伴う土砂降りとして
午後から夜にかけて訪れる。
熱帯の雨季とはこんなもの、だと思っていたが、
チェンマイの雨はしとしとと優しく降る雨だった。降る時間も短い。
 
前回食べそびれたチェンマイの名物料理、
カオ・ソーイを今回は食べることに成功した。
これ、まじでめちゃくちゃおいしい。
ガイドブックなどでは「カレーラーメン」と紹介されており、
見た目は確かにそう。だが、そんな一言で片付けてはいけない。
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
とろりとしたココナッツベースのレッドカレー・スープが
まずそれだけでスプーンを止められなくなるほどおいしいのだが、
日本のつけ麺とよく似た太麺にこのスープがよく合うこと。
スープのコクは何気にとんこつスープを思わせるため、
日本のとんこつラーメン好きはきっとこれが気に入ると思う。
日本でこれを出すラーメン屋があれば流行ると思うが、誰かどう?
 
そんなこんなで、私のチェンマイの印象はとってもいい。
晴れた日の午前中、開放的な寺院を自由に散策したり、
通り雨に降られた午後、開放的なカフェ風レストランで
熱帯フルーツの生絞りジュースを飲んでみたり読書をしたり。
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これに対して、バンコクの夜はまあどうでしょう?オーマイブッダ
聖書にいうソドムとゴモラの街はきっとこんなんだったに違いない。
あるいは、ウィリアム・ギブスンのいうチバ・シティは
きっとこんな風になっているに違いない。
 
今回のバンコク滞在で、はじめてチャドチャック・マーケット、
通称ウィークエンド・マーケットに行ってきた。
みやげ物屋や衣料品の店は市内の店とそう変わらない。
そんな中、ちゃんと1軒だけ見つけてきました、
マニア御用達の鉱物の店。
実のところタイでは、服飾用アクセサリーとしての石を扱う店は多い。
しかし、泥がついたままの本物の隕石を扱う店は滅多にない。
店主に聞いたところでは、それらの隕石(隕鉄)は
カンボジアのほうで自らが採ってきたものだという。B3(~\8)/g。
東南アジアで大量に採れるという、黒くて安価なテクタイト。
当然、それらを生成せしめた隕石がその地にあるはずである。
もしかすると、この隕鉄こそがそれであるのかもしれない。
ちなみに、東南アジア産テクタイトを生成せしめた隕石孔は
いまだどことも特定されていないようである。
イメージ 3