2014-01-01から1年間の記事一覧

スペイン旅行記(4/4) ;スペインの夜

今回の旅行では、羽田発のルフトハンザ航空を利用した。 日本からスペインへの直行便はないそうで、フランクフルトでトランジットを行う。 ところが、フランクフルトの空港に降りて乗り換え便の表示を探すと そこには「cancel」の文字が。 これは不可避で深…

スペイン旅行記(3/4) ;オリーブの木にまつわる発見

何となく、「スペインの夏は暑い」というイメージがある。 強烈な日差しが容赦なく照りつける、太陽と情熱の国。 ところが、夏のスペインは意外にもそれほど暑くはなかった。 確かに午後の日差しは強かったが、外出が不可能なほどではない。 第一帰国してか…

スペイン旅行記(2/4) ;アルハンブラ宮殿

今回スペインへ行くに当たりプラド美術館の鑑賞以外にもう一つ目的としていたのは、 南部の街グラナダにあるアルハンブラ宮殿を観ること。 スペインの中央部に位置する首都マドリッドから400kmほどの距離にあり、 マドリッドからスペインの高速鉄道AVEで行く…

スペイン旅行記(1/4) ;幻想の画家

この夏に一週間ばかり休暇を取り、スペインを旅行してきた。 スペインは日本人にとって割と人気のある旅行先である。 「サッカー観戦がしたい」「フラメンコを見たい」「闘牛を見たい」 日本人がスペインへ行く理由は様々だろうが、私の場合は この何年かを…

コピペ論文の罪 (2014/03/15)

このところ大きなニュースが立て続けに世間を騒がせているが、 その中で最も興味をかきたてられるのが理研発「STAP細胞の論文疑惑」である。 発見の新聞発表第一報が1月30日、 そして疑惑記事が新聞などで報じられ始めたのが今週の初めあたりである。 しかし…

ラオス旅行記(4/4) ;子供の笑う国

ラオスの国の一番の印象は、「子供が多い」ということだ。 みんなで明るく元気に外を走り回っている。 ラオスにも当然学校はあり、小学校へ上がる前の幼稚園に相当する学校もあるらしい。 だから平日は子供は学校に行っているはずなのだが、 平日の昼間に遊…

ラオス旅行記(3/4) ;見覚えのある鶏

前回書いたように、ラオスはタイの文化に近い。料理についてもまた然り。 …のはずなのだが、実際にラオス料理を食べてみるとタイ料理とは何かが違う。 まず、ラオス料理はタイ料理ほど辛くない。 レストランで店員に「辛くしてもOK?」と聞かれたので恐る恐…

ラオス旅行記(2/4) ;メコンの流れ

ベトナム戦争を知っている人にとって、ラオスはベトナムに近い国だという印象だろう。 実際ラオスはベトナムと共にフランスの植民地として管理されており、 その後北ベトナムの共産党が越境してラオスにも共産党政権を打ち立てた。 ベトナム戦争時代、北ベト…

ラオス旅行記(1/4) ;仏教の息づく街

この年末の休みを利用して、ラオスのルアンパバンに旅行に行った。 ラオスはタイとベトナムの間にある東南アジアの内陸国で、 日本ではあまり馴染みがないかもしれない。 その首都はビエンチャンで、第二の都市がルアンパバンである。 かつての王国時代には…