偽札作りとカンニング

2chでは、本日夕方で既に京大入試の問題漏洩犯の実名が特定されていたが、それであってるのか?
(鈴木アイさん、ではない。念のため)
受験生なら多分未成年だし、入試問題をネットに公開してどういう罪状に当たるのかも分からないことから、
普通ならおそらくこの犯人の実名が公開されることはないだろう。
それなのに…。おそるべし、2ch(の住民)。
 
京大生なら、「偽札作りとカンニングが割に合わない」ことをよく知っている。
「ノート、教科書、コンピュータ、その他なんでも持ち込み可」というテストが多かったが、
そういうのに限って点が取れない。
重要なのは、自分のすべき勉強をテストと関係なく勉強すること、
そして単位を簡単に取得できる授業(先生)を見つけて単位の心配をなくすこと、なのだ。
カンニングなどに無駄なリソースを費やしている余裕はない。
 
といいたいところなのだが、それは入試を通ってからのこと。
入試を通るのが大変、あるいはそもそも実力では通れる見込みのない者にとっては、
カンニングはリスクを犯してでもやる価値があるのかもしれない。
確かに、大学は入学後のテストと入試で格式というか重厚さがまったく違う。
この事件を機に、入試の格式、厳重さをもっと高めればいい。
いくら少子化傾向にあるとはいえ、高度な内容を学ぶ機会は
「高度な内容を理解できる者に対して」広く与えられなければならないのだから。
 
でもなあ、自分の感覚からすると、テストの問題を撮影したり外部に送信したりなんてことは
できないように思う。監督者の席からだと結構見えるんだよね。
そりゃ確かに、アキバで売られているようなカメラを使えば撮影まではできるだろう。
が、それを外部に送信する手段が思いつかない。
携帯に外部カメラなどのUSB接続機能を持たせたりとか、
簡易操作インターフェイスの追加機能を持たせたりとか、そういうことは考えないようにしましょうね。